その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:橋本新義 | ||||||||||||||
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ここからは、本特集で紹介している20製品のベンチマーク結果を見ていこう。まずは3D描画性能からだ。今回は、定番となっているFuturemarkのベンチマークソフト「3DMark Vantage Build 101」、代表的なFPSゲームタイトル2本「Crysis」と「Call of Duty:World at War」で性能を検証した。 なお、検証するにあたってドライバは、NVIDIA GeForceシリーズ搭載カードにはGeForce/ION Driver Release 185 WHQL (Ver.185.85)を、ATI Radeonシリーズ搭載のカードでは、ATI Catalyst 9.4を使用している(ただしRadeon HD 4770は、上記のものが非対応のため、製品付属のドライバを使用した)。 まず、3DMark VantageはプリセットされているPerformanceとExtremeモードでの測定を行なった。 結果の全体的な傾向は、基本的に価格順に近いものの、性能順に細かく見ていくと、2万円以上の製品では全製品中唯一スコアがP20000超えを記録したASUSTeKのENGTX295/2DI/1792MD3(GeForce GTX 295搭載)が突出した成績を見せている。ATI勢とNVIDIA勢で価格が近い製品同士を比較すると、上記のENGTX295/2DI/1792MD3と同じくASUSTeKのEAH4870X2/HTDI/2G R2(Radeon HD 4870 X2搭載)、また、MSIのN275GTX Twin Frozr(GeForce GTX 275搭載)とR4890-T2D1G(Radeon HD 4890搭載)のいずれのケースでもNVIDIA勢が一歩リードしている。 一方、1万円台の製品群ではATI勢がよい結果を出している。注目すべきは、何と言ってもRadeon HD 4770を採用するXFX HD-477A-YDLCだろう。定格クロック動作ながら、より高価なHD 4850やGeForce GTS 250以上のスコアを出すなど、1万2,000円前後という価格も加味すると非常に優れた製品と言える。 続く1万円未満の製品では、価格が下がってこのセグメントに下りてきたGeForce 9600 GT 96W版搭載モデルのGALAXY Microsystems GF P96GT-LP/512D3が頭一つ抜け、それにもともと1万円以下で販売されていたGeForce 9500 GT搭載製品やRadeon HD 4650搭載製品などが続くという傾向となっている。 |
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最上位製品はGPU2基が標準に!? 最近のハイエンドクラスの製品の中でも、最速に近いものでは2チップ構成のGPUを搭載したモデルが中心だ。このタイプは、1チップのモデルと比較して消費電力や発熱がかなり大きくなっている。電源の出力や冷却まわりにはとくに気を付けたい |
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続いては、ゲームタイトル2本を用いての検証だ。検証方法は最新パッチを適用後(これは両タイトル共通)、Crysisはグラフィックスの品質をすべて「高」に設定。インストールフォルダ内にある「Benchmark_GPU」を実行して平均fps(フレームレート)を調べた。Call of Duty:World at Warでは、グラフィックスに関する負荷を最大の状態に設定(アンチエイリアシングは4倍)。あらかじめマルチプレイモードで記録したリプレイデータを再生し、キャプチャソフト「Fraps」を用いて測定した。 Crysisでは、2チップ構成のカードが振るわない傾向にあるものの、それを除くと全般的に2万円以上で価格が近い製品同士ではATI勢のモデルが有利という傾向が見られる点に注目。ゲームではGeForceシリーズが有利というのが一般的だったが、そうしたイメージが覆ることがある点に注目したい。 対してCall of Dutyでは、全般的に3DMarkに近い傾向を示している。Crysisでは旗色が悪かったASUSTeK EAH4870X2/HTDI/2G R2とASUSTeK ENGTX295/2DI/1792MD3という2チップ構成のビデオカードが、1チップ構成のカードに大きな差を付けている点にも注目できるだろう。これらのような2チップ構成のビデオカードの性能が大きく変わる点は、ドライバの問題よりゲームそのものに起因することが多く、ビデオカードを購入する際はゲームが対応しているかあらかじめ確認しておこう。 比較のために掲載した旧世代製品の性能はローエンドモデルを上回る結果を残す場面もあるものの、どちらのゲームにおいても快適に動く性能が出ているとは言えず、DirectX 10に対応しないため3DMark Vantageは計測することすらできなかった。今後、DX10タイトルが増えることを考えると、ゲームを楽しみたいのであれば買い換えをお勧めしたい。 |
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手軽にリプレイデータを保存可能 Call of Duty:World at Warではコンソール画面で“/record 任意のファイル名”と打ち込むとプレイデータを保存可能だ。本項のようにFrapsと組み合わせてベンチマークに利用してもよし、リプレイ映像をキャプチャして動画投稿サイトにアップするのもよいだろう。知っておいて損はないコマンドだ |
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【検証環境】 CPU:Intel Core i7-965 Extreme Edition(3.2GHz) マザーボード:ASUSTeK P6T Deluxe V2(Intel X58+ICH10R) メモリ:OCZ Technology 3X1600LV6GK(PC3-16000 DDR3 SDRAM 2GB×3) HDD:Seagate Barracuda 7200.11 ST31500341AS(Serial ATA 2.5、7,200rpm、1.5TB) OS:Windows Vista Ultimate SP1 暗騒音:34dB |
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